
特定非営利活動法人メディカル指南車 理事長 笹井 浩介 様
- 参加大学・企業インタビュー
大阪・関西万博への期待
各国の文化が関西に集まって全世界に発信することは、関西の地位向上に役立つと思います。
日本は首都圏一極集中に問題があります。各地域がそれぞれの分野で核となり、それが連携して日本という国家を形成しているという姿を形成するためにも、関西で万博を開催する意味があると思います。
DOICへの期待
日本は人口減少社会に突入しており、何かにつけチャレンジ精神に乏しく縮小均衡を好む風土が目立ちます。
それを打破するために、チャレンジ精神のある人や組織を集結させてイノベーションを創出するエネルギーの源泉になることを期待しています。
団体概要
メディカル指南車は大学や大学病院に所属する教員や専門医と知識情報処理の研究者が2007年に設立したNPO法人です。
大学病院には専門医が常駐し、エビデンスに基づいた医療が提供されていますが、それらは一般の患者や医療従事者とは共有されていません。
その結果、医療機関が提供する医療のレベルに「ばらつき」が生じています。
そこで、以下の2点に着目して国内外にオンラインサービスを提供しています。
・予備軍含めて2,000万人といわれる糖尿病を予防するためのヘルスケアサイト(糖尿病危険度チェック、食事療法、運動療法)の提供
・画像診断による疾患の早期発見を目的として、大学病院が保有する知識/経験や症例をコンピュータ(AI)に教え込むことにより医療従事者を育成し、その判断を正しい方向に導くことができる”画像診断ナレッジサービス”の提供
これらを通じて健康長寿社会の実現に貢献します。